このゲームとの出会いは、はっきり言って「事故」でした(笑)。
友人に、このゲームに出ている筧 利夫さんのファンがおりまして、
「安いのを見つけたら教えて」と言われていたので、たまたま近所でよさげなのを見つけて
買っておいたのですよ。それで、友人に渡す前に「どんな感じかな〜?」と
ちょっとやらせてもらうつもりが…見事にハマって、クリアまでしてしまったわけです。
そして友人にソフトを渡した後、自分でも買う始末。
ジャンルはアドベンチャーに属すると思うのですが、選択によってオチに違いが
出てきますので、若干サウンドノベル的要素もあると思います。
正直、1度ひと通りクリアしてしまえば満足してしまうような内容なのかも
しれませんが、何だか中毒性があるゲームなのですよね。1章につき1時間程で
終わりますので、「まだ見ぬ選択肢はないか」などとつい、やってみたりして。
それに『テレビに向かってゲームをしている感覚』と『見知らぬ少女の中から
彼女の生活を垣間見る感覚』がミョ〜にダブるのですよ。
展開の仕方もとても面白くて、1話完結のサブストーリーをこなしながら
だんだんメインの真実が見えてくる…という感じなのがなかなかで。
サブシナリオでは、「夢猫」と「メリーゴーランド」が特に好きです。
あと、やはり後半の怒濤の展開が、いいですね〜。冴子の登場あたりからが、
もう「待ってました〜〜!!」というような感じでしたから。
スクウェアさんといえばRPG、というイメージが(私は)強いのですが、
またこういったゲームも出していただけるとうれしいですね。
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