DRAGON QUEST 5 〜天空の花嫁〜
SFC/PS2 ENIX 1992/2004

ハードがSFCに移り、ソフトの予約も再開で、ほっと一息。
実写版のCMが、いかしてましたな〜(6でもそうでしたが)。

5は何と言っても主人公の幼少時代から、成人して所帯を持ってしまう所まで
描いてしまうのがすごかったですね〜。しかも主人公はDQきっての苦労人で、
いや〜、翻弄されるされる。しばらくの間、帰れる家がない悲しい状況が続きますが、
常に信頼できる相手が側にいてくれるのがうれしかったですね。(私的には
かなり青年ヘンリーがヒットでしたので、最後まで一緒に行きたかったです〜。)
モンスターが仲間になるのも、楽しかったですし〜。

さらに嫁を二択できるときまして。私はあっさりビアンカを選んでしまったのですが、
主人公とフローラの間にも、もっとエピソードがあれば、主人公同様「迷えた」のでは
ないかな〜と思います。姉がフローラを選んでいたので2人のパターンを
ほぼ同時進行で見られたのですが、選ばれた方はもちろん、選ばれなかった方のその後まで、
きちんと描かれているのに感心し、そして「選ばれなかったビアンカ」を不思議な気持ちで
見ていました。主人公の嫁になると、出生の秘密やその後の過酷な運命が待っている
じゃないですか。で、私のデータでは大変な状況になっているビアンカが、姉のデータでは
平穏な暮らしを送っている…逆に選ばれなかったフローラもまた、アンディと
幸せにやっている、と。それらが一種のパラレルワールドを垣間見ているような、
不思議なものに見えて。

5は嵐のような伏線が、これまたたまらなかったですね。幼少時代に青年時代の自分に会い、
その逆が青年時代のいつ起こるかが楽しみになったり、奴隷時代に作っていた物に
ついて見聞きした事が、後にその場に行った時に役に立ったり。
4とのつながりもあるので、なつかしい場所でまた涙しておりました。
主人公の人生の時期が2回飛びますが、飛ぶごとに、町や人にも変化が起きているのが
また面白くて、つい用もないのに町めぐりをしてしまいました。

1度クリアした後のお楽しみダンジョンが登場したのは、5からですね。
これは今後も、続けていただきたいなあ。

上を書いた後にPS2移植版が発売。上に書いた事を読んだのですか?といわんばかりの
幼少時代の主人公とビアンカとのイベントなどの追加要素も満載の上に
(私と同じ感想を持っていた人がそれだけ多かったという事でしょうね)、
7のような3D化…すごいですよね〜。
PS2版ではまだしばらくは遊べなさそうですが、老後の楽しみがいっぱいですよ、もう(笑)。


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