FINAL FANTASY 9

PS SQUARE 2000

                        →発売前日からのネタバレプレイ日記はこちらです。

結局、事前にはテレビCMは一度も見られませんでした(コカ・コーラのは見ましたが)。
「クリスタル復活」とか「過去のFF風」というような事にはさほど惹かれませんでしたが、
冒険活劇風なキャラクター達やファンタジー+ちょこっと機械、という世界観が楽しみでした。

序盤は正直言って、少々退屈にも感じました(なわとびやチャンバラなどに
燃えたりしましたが…)。ゲームのツボを押さえる前に、ジタンの安心して帰れる場所
(この時点では劇場艇)が破壊され、他の3人にはそういう場所は(この時点では)ないようで、
放浪の生活で落ちつかなかった事もありますし。でも、黒魔道士兵が出てきたあたりから
だんだん面白くなってきまして、前半はビビが何者で、これからどうなるのか?という展開を
メインに夢中になりました。ガーネットやジタンの過去などがだんだん明かされていく過程も
面白かったです。
街が次々と襲撃されたり、決して明るいストーリーではないですが、
そこから立ち上がる普通の人々の姿がまた、いいですよね〜。
キャラはみんないい意味でかっこ悪いというのか、一生懸命なのが好きですね。
「完全無欠の黒幕」かと思いきや、ただの青二才だったクジャとか、
「全てを仕切る『神』的存在」かと思いきや、実は作られた生命体だったガーランドだとか、
そういう風に意表をつかれるのもうれしかったです。

戦闘はトランスのシステムにやや難があると思いましたが(自分で発動時を決められるか
戦闘終了直前に出たトランスを、次の回に持ち越せるとよかった…)、
アビリティなど、覚えるのにもさほど苦労せず、なかなか楽しめました。
ビビとスタイナーの2人技(←ゲームが違います・笑)の魔法剣が楽しかったです♪

今回はミニゲームでかなり楽しませていただきまして、特にチョコボde穴掘りには
ハマりまくっておりました…「ク、クエ〜〜!!」ガシガシガシ!!
ワールドマップ上でも宝探しができるのもいいですね〜。

エンディングの劇では、『マーカス』の正体バレバレでしたが…ああいうコテコテな感じも
好きですのでいいのですが、できればあっとだまされてみたかった気もします。
最初の劇の時からマーカスがマントをかぶっていれば、いい感じに
だまされたかもしれないと思うのですが。

所々に出てくる、それまでのシリーズを知る者が思わずニヤリとさせられるお遊びも
1からやる者にとってはうれしかったです。
今後、ハードをPS2に移してのFFシリーズはどうなっていくのでしょうね。


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