2005年

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ファンタジックチルドレン・最終夜


 2005/3/30 (Wed.) 19:28:14
 主線入れの途中ですが、集中力が底をつきそうですので
 お絵描きはちょっとひと休み。
 …終わってしまいました! 本当に終わってしまったのですねえ〜。
 今回もちょっと急ぎ過ぎかな〜という部分も多々ございましたし、
 正直、放送を見た直後の感想は満足半分不満半分という所でした。
 しかしビデオを何度も見返すうちに(5回見ました・笑)
 色々な想像の余地を残したいい終わり方だったのだなあと
 納得できるようになりました。
 先に挙げた不満の要素はまず、狭間で死のうとしていたセスが
 トーマとして生きて行く事に心を決めるまでの変化を
 もうちょっとじっくりやって欲しかったという点。
 ティナに一緒に死ぬと言わせるまで引っぱったギリギリの決心が、
 いざティナが死にそうになるとあっさり崩れ去るという
 パターンはこれまでの、コトをやらかしてしまってから
 激しく後悔するというセスのパターンそのまんまで全く変わっていない。
 何と言いますか…セスがもうそのようなパターンは
 2度と繰り返さない、という感じのものが欲しかったのですよ。
 私はヘルガがティナそのものでないように、
 トーマもセスそのものではないと思っておりますので
 (25話でもティナを想うセスとヘルガを想うトーマは
 どちらかと言うと相反するものである感じに見えましたし、
 死に向かうセスに対してトーマは常に生に向かっている気がするのですよ)、
 セスの「トーマは僕だから、僕の罪はトーマの罪だ」発言は
 かなり悲しかったですね…。
 ティナはヘルガの存在を尊重しましたが、
 セスはトーマを自分の闇に巻き込もうとしている。
 それに対してトーマとセスとの間にも何かしらの決着が描かれると
 良かったのではないかと思いました。
 (狭間でトーマとセスが分離して対決するとか…それはやり過ぎ?)
 それからセスがソラン自身に対して謝罪するような場が
 できれば欲しかったですね。狭間でティナに対する謝罪は済んだのですが、
 やはりセスが実際に手をかけたのはソランですからねえ。
 ソランもティナと同じようにセスを非難する事はないと思いますが、
 自分の頭の中の想像だけでなくやはり実際に見たかったわけですよ。

 2005/3/30 (Wed.) 19:50:39
 最後にこれまで全く音沙汰がなかったソランがあっさり登場して
 ヘルガ=ティナといい感じに再会してしまうのも最初はトーマが
 報われていないような気がしてちょっと複雑な心境だったのですが、
 これは上記のようにビデオを見返すうちに考え方が変わりました。
 ティナとソランが再会する事はセスにとっても
 一番の願いであったわけでしょうからそれが果たされた事で
 セス=トーマも過去から完全に解き放たれる。
 そして転生したソランも、この物語では語られていないだけで、
 もしかしたらヘルガ同様にずっと漠然とした「何か=記憶には
 残っていないティナ」を探してあちこち旅をして来て
 ようやっとヘルガの元にたどり着いたのかもしれない。
 そして…2人が再会する事で、ソランの「必ず見つける」という約束と
 ティナの「待っている」という約束は完全に果たされたわけで、
 その後ヘルガが誰と結ばれたのかははっきり描かれていないのですよね。
 ソランの転生した青年はヘルガの元へたまたま立ち寄った
 旅人のようですから、2人はこの出会いを最後に今世では再び会う事は
 なかったのかもしれないわけで。
 そしてトーマとヘルガはギリシアの記憶が蘇る前に出会っていたわけですから
 おそらくその辺りの記憶は消えずに残っているはずで、
 ヘルガ達がチカオに戻った後もトーマ一家と交流があり、
 トーマとヘルガがいい関係に進んで行った可能性もあるわけで。
 色々な可能性を残してくれたラスト。
 21歳のトーマとヘルガ、そして転生後のソランがギリシアで果たせなかった
 最高の友人関係を築いている可能性も思い描きつつ。

 2005/3/30 (Wed.) 20:06:32
 それぞれの家に帰ったチーム・ベフォールさん達のその後も
 とても見たかったです〜〜特にアギ=イアンとソレト=フロウ。
 トーマやチットのその後もやはり、ちらりと見たかったわけで…。
 (10年後のトーマはソランとセスのどっちに似たのでしょう…?)
 この辺り、DVDの特典映像とかで入らないでしょうかね〜?
 おそらく4人ともかつてのパルザ=コンラートのように
 ギリシアの記憶は失っても何か通じるものは残されていて、
 科学の道を志して大学や就職先の研究所(うっかりゲド機関?・笑)などで
 再会してみたり…ううう。
 色々妄想ばかりふくらみます。
 今回ハスモダイが読んでいた詩もヘッセだそうですね。
 なかむらさんはこの物語で取り上げたヘッセの詩から
 何かしらのインスピレーションを感じたのでしょうね〜。
 デュマも寂しい最後になってしまいましたね。
 「自分の心の時間を止める」というのはどう転んでも
 いい意味ではないと思いますが…彼の魂もいつか、
 ごく当たり前の安穏を手に入れられればいいですね。

 2005/3/31 (Thurs.) 04:09:59
 塗り終わり。
 いやあ、描いてて楽しかった事楽しかった事!
 ところで、ここ数回でようやっとトーマの描き方を
 つかんだ感じなのですが(苦笑)。
 放送は終わってしまいましたが、ファンタジックチルドレン絵も
 ちまちま描いて行きたいですね〜。
 こちらだけでなくてギャラリーの方にも。

 この後DVD最終巻の特典映像について触れる機会がありませんでしたので
 えらい今更ですがこちらにて。
 特典映像として収録されたのは、チームベフォールさんの後日談。
 ヒースマを除く4人の現世の家族との再会と、ヒースマの葬儀が描かれておりました。
 みんなそれぞれの家族との再会は感動的で(ヒースマの葬儀は悲しくて)、
 彼らと現世の家族との間の絆もまた、強いものなんだな〜と感じました。
 それにしてもタルラントがお父さんとそっくりだったり、ヒースマの
 弟?がこれまたそっくりな鼻兄弟だったりと、もしかしてベフォールさん達は
 かつての自分に似た遺伝子を持つ血族を転生先に選んでいるんですかと(笑)。
 タルラントの飼い犬の名前がワンダーなのも、何か嬉しいですよね。
 そして最後にトーマ達と同じように白髪碧眼から元の髪色瞳色に戻ったアギの姿が。
 この感動シーンで海岸での「つかまえてごらんなさ〜い」シチュは
 どうにかならんかったのかとツッコミ所も満載でしたが(笑)。
 おそらくこの時点ではもうギリシアの記憶を失っているのでしょうが、
 1人の人間として与えられた人生を今度こそしっかり生きて行けそうですね。

 2013/06/03

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